成人映画館へ行って来ました

世の中には未知の世界がまだまだ沢山あります。
この度は御主人様に成人映画館なる場所へお連れ頂きました。
その日は御主人様の御指示で、身体のラインがくっきりと出るタイトなベージュのワンピースに同じく同系色のガーターを身につけ、下着は一切着けずにアナルジュエリーのみ装着を許されました。

成人映画館と聞き、単純にオトナの映画を鑑賞出来る場所かと思っておりましたが、その実態は様々な欲望が渦巻く実戦型巣窟でした。
初めのうちこそ静かに鑑賞していた観客の方々でしたが、暫くして御主人様が私を後方の席へ移動させた途端、餌に群がる獣の様に一斉に四方を取り囲んで来て、身を乗り出して私の身体を舐める様に観察し始めます…。 御主人様がいらっしゃる手前、あからさまなな行動に出る人は居ませんでしたが、それでも御主人様が私の身体に拘束具を着け身体を嬲り始めると、身を捩る私の首筋に息を吹きかけたり、手を伸ばして脚を撫で回したり、暗闇に乗じて餌のおこぼれを貰おうとする鵺のようなその動きには、恐怖しか感じられませんでした。
その時やっと観客の方々の目的は映画では無かったのだと気づいたのでした。
正直、巷のハプニングバーで他人に触られる時とは全く違う感覚を覚えましたが、それはあの独特な世界観が生み出した効果が大きいのだろうと思いました。

映画館への往復、多くの人が行き交う都会の喧騒の中、身体のラインがハッキリとわかる服だからか、遠目から一瞬何も着ていないように見える色だからか、乳首やガーターベルトが透けているからなのか、物凄くたくさんの視線をいただきました。帰りは首輪や手枷が着いたままで、後からついて来る人もいたようでした。