こちらは散歩の続きです。
林の中の散策路にて下着姿になったところで、不意に御主人様が亜美を残して駐車場へ御荷物を取りに行かれると仰いました。
この場を離れるので何処かへ繋いでおこうと選ばれたのは、まださほど植物に覆われていないアーチ型のフェンス。下着姿では心細かろうと着替えを許されたものの今度は肌の色に極めて近いベージュのワンピースで、生地が薄手な上に下着を着けない状態で着させられたため、緊張すると乳首の形が露わになります。恥ずかしさで身悶えするも揃いの手枷と足枷でアルミのフェンスに固定されてしまいました。
そう。これら拘束具にはこの様な使い道もあった事を私はすっかり失念していたのです。
その後やっとの事で拘束を解かれた時は、安堵と嬉しさで恥ずかしいワンピース姿である事はどうでもよくなってしまっていました。
暫く独りにさせられていただけでも亜美の心と身体はその反動で御主人様を貪欲に欲します。
御主人様の玩具である立場をすっかり忘れて物欲しげな目をしてしまうと、お優しい御主人様は呆れつつも欲情で緊張した亜美の乳首をワンピース越しに軽く弄んで下さいました。布越しにも関わらず御主人様の指先がその先端に触れるだけで子宮にえもいわれぬ快感が突き抜けます。
今まで味わった事のない深い快感…まるで乳首が亜美の陰部であるかの様な感覚に襲われ、次の瞬間には御主人様にお許しを頂く事も満足にできぬまま勝手にイッてしまいました。
初めて感じるそのオーガズムに体力はすっかり奪われ、ご奉仕も出来ない程ぐったりしてしまいました。
しかし、そんな勝手な振る舞いは許されるはずもなく再び御主人様の厳しい躾が施されます。車道に連れ出され犬らしく四つん這いで従う様命ぜられ、脇を行き交う車からの奇異の視線を感じながら尻尾のない尻を突き出してみたり、駐犬ポールよろしく街灯に繋がれてみたり…
しかしあらゆる羞恥や調教も、身体に淫乱なスイッチの入った私には快感に変換されてしまうのでした。




