開口器と電マ

先日は都内の有名な官庁街を散歩して参りました。
比較的暖かな気候だったのでノースリーブに近いトップスとマイクロミニのコーディネート。
私としては初夏の新緑の中を御主人様とただお散歩出来れば本望だったのですが、常に調教を念頭に置かれている御主人様がそんな事を許されるはずがありません。私が苦手な物を敢えて施されます。

一見すると歯茎を剥き出しにした獣の様な形相になってしまう医療用の透明プラスチック製開口器、これほど人の品位を貶める物はないと思います。そんなひどい顔を通行人に見られたくなくて俯きがちになるのを御主人様に厳しく叱咤され嫌々ながら顔を上げて後に付き従いました。

しかし陰部にあてがわれ専用のウエストハーネスで固定された電マは常にスイッチがオンの状態で、身体に伝わる振動は徐々に亜美の理性を奪います。
暫くは何とかそのせめぎ合いに耐えたものの、ちょうど見晴らしの良い歩道橋に差し掛かった所でとうとう我慢が出来なくなりその事を御主人様に伝えるとその場で達しろと仰いました。

既に理性が飛んでしまっていたせいか、自分が何処に立っているかも忘れて身体を痙攣させて果てたのですが、どうやら背後からの通行人にそれら一連の様子を見られてしまっていた様で後から非常に恥ずかしい思いを致しました。